治療のご案内
Medical Guidanceできるだけ長く、きちんと咬めるように
Greeting私は九州大学の【口腔機能修復学講座インプラント・義歯補綴学分野】というところに勤務していました。 補綴(ホテツと読みます)というのは、詰め物や被せ物、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどを用いて、失った歯を人工的に修復し、機能を回復させることです。
私は補綴治療は家を建てるのと同じだと考えています。
良い家を建てるには基礎工事をきちんと行う必要があります。 歯科で言うところの基礎工事は「歯周病」の管理です。
まずは歯周病の治療・管理に努めた上で、できるだけ長くきちんと咬めるようサポートさせていただきます。
あなたのお悩みを選択してください
歯の痛み、違和感などが気になる患者さん
歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの急性症状がある場合は、まずはそちらの症状を抑える治療を行います。
むし歯の治療
まずはむし歯を取り除いて、症状を抑えます。その後、咬めるようにするために詰め物や被せ物をします。
むし歯が歯の神経にまで進行していた場合は、治療回数がかかります。
歯周病の治療
初期の歯周病は痛みを感じないことが多いですが、中程度~重度になると違和感や痛みが出てくる場合があります。
進行した歯周病は長期的に治療を続ける必要があります。きっちりコントロールできるよう、一緒に頑張っていきましょう。
歯がないので食べにくい、見栄えが気になる患者さん
歯が抜けている部分を人工の歯で補い、噛み合わせや見栄えの回復を行います。
歯がないまま放置しておくと状態はどんどん悪くなってしまいます。 なるべく早めの治療をおすすめします。
治療法は大きく3種類ありますが、お口の中の状態を確認させていただいて上で、適切な治療プランをご提案させてください。
また、以前に治療した詰め物や被せ物に痛みや違和感がある場合にもご相談ください。 検査をした上で必要な治療を行います。
歯が抜けた部分の治療
ブリッジや部分入れ歯、インプラントによる治療を行います。
それぞれに一長一短があるので、状態を確認させていただいて、患者さんに適した選択肢をご提案いたします。
詰め物や被せ物による治療
以前治療したところから痛みや違和感を感じる場合など、むし歯が再発している可能性があります。
検査でむし歯が確認できれば詰め物や被せ物をやりかえる必要があります。
歯ぐきが腫れたり赤くなっている患者さん、歯ぐきから出血がある患者さん
歯ぐきに腫れ、発赤、出血が見られる場合は、歯周病の可能性が高いです。
歯周病はむし歯以上に歯を失う原因になっているだけでなく、せっかく治療した被せ物やインプラントの寿命も縮めてしまいます。
まずは医院で歯石取りや歯のクリーニングを行い、しっかりと歯磨きができるようトレーニングしていきましょう。
その後も定期的に通院していただき、管理を続けていくことをおすすめします。 面倒だとは思いますが、歯周病とはそういう病気なんだとご理解ください。 通院していただく間隔については、お口の中の状態、歯磨きの状態によって変わってきます。
歯石の除去
専用の装置を用いて歯石の除去を行います。
歯石は歯周病の原因となるため、定期的な除去がおすすめです。
歯のクリーニング
磨き残した食べかすや歯垢(プラーク)を除去します。
当院はAIR FLOWという装置を導入しており、短時間でクリーニングを行うことができます。
入れ歯が合わない・痛みがある患者さん、入れ歯が壊れた患者さん
今の入れ歯でお困りの場合は、入れ歯の調整、修理をさせていただきます。
「入れ歯が合わない」「うまく咬めない」などのお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。 来院時にお使いの入れ歯を持ってきていただけると治療の参考になります。
入れ歯の調整・修理
今お使いの入れ歯を患者さんのお口の状態に合わせて調整します。
壊れた入れ歯も修理ができる場合があります。
入れ歯の新規作成
入れ歯の状態によっては新規に作り直しをおすすめする場合があります。
歯が抜けてしまいこれから入れ歯を作ることになった場合にも対応できます。
その他の治療のご相談
歯を白くしたい、歯周病の検査をしたい、などその他のご相談がありましたらお気軽にご相談ください。
治療に関するコラム
2020 Jul 6
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防について
当院で取り組んでいる感染予防についてご案内します。 今後も日本歯科医師会等の指針に基づき、新型コロナウイルス感染症予防に積極的に取り組んでいきます。 検温や手指消毒をお願いしたり、チェア消毒の間、通常よりお待たせしてしまいご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
2021 Jan 14
セラミックの歯との上手な付き合い方
当院ではセラミックの被せ物や詰め物に限らず、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントなどの治療を行う際には必ずプラークコントロールから始めます。 セラミックの歯と上手に付き合っていきましょう。